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水やり

この時期に書かれるHPの日記や、掲載される写真のほとんどは新入園児の年少さんになることが大半です。先生方の視線が新入児に注がれる訳は、ちっこいながらも1人1人の存在感が抜群にあり、なおかつ未だ遊び慣れていないために手取り足取り遊び方や、気の合いそうなお友だちを見つけてあげているからでしょう。

というと、やきもちを妬くのは進級児の保護者の皆様かしら?(・∀・)特に自慢の年長児は、先生がいなくったってぜーんぜん平気に遊んじゃうし、さらに先生方の目も新入児にいきやすいもんだから、今日の年長児は一体お庭で何をしていたのだ?という事になっちゃうのですよ。今日は、それにタカシ先生がお答えしましょう。

桜が散り始め、お庭は次第に桜色に染まっていきます。そんな中でお庭遊びをしているお友だちを包むのは、桜だけじゃなく「乾燥した空気」も、です。幼稚園の庭には、3月に今の年中さんの保護者の皆様が植えて下さった、ビオラや今年の年長さんが去年植えたチューリップが綺麗に花を咲かせています。タカシ先生は「この乾燥じゃ、あっという間に枯れちゃうなぁ」って、先週はじょうろで水をあげていたのですが、1人では午前中があっという間に終わっちゃいます。そこで・・・ペットボトルじょうろを買ってきました。500mlのペットボトルにこのじょうろの口をはめればあっという間に、エコじょうろのできあがり。そしてそれを年長さんに貸し出し、水やりのお手伝いをしてもらっています。

年長さんは、我先にとペットボトルじょうろをもって水道へ行き、お水をたっぷり入れて蓋をし園庭に散らばって水やりをしてくれていますよ。乾燥したプランターの土も良い具合に湿り、花々も心なしか元気になっているようです。そしてなにより年長さんがとっても嬉しそう。「お水を一杯のんでねー」なんて言ったり、「そっちはやったからこっちこっち!!」なんてお友だちを呼んだり。1人1回には留まらず、2回も3回も4回も、水道とお花の間を行き来しています。

この水やり、もちろんお花も春の太陽と年長さんにもらった水でキラキラしているのですが、それ以上に水をあげているお友だちの表情もキラキラしているのには、タカシ先生もビックリさせられるのでした。

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年長さんにお水をたっぷりもらって気持ちよさそう!