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2日目

登園2日目。新入園児の皆さん、2日を終えていかがでしたか?

まだまだ2日目。新たな環境にとまどっているお友達もいれば、既に馴染んでいるお友達もいます。何もかもが初めての世界で、新鮮に思うことが半分。不安に思うことが半分と言ったところでしょう。たとえて言うなら、大人の私たちが見知らぬ外国に行ったような感じ?知っている人もいない、言葉もなかなか通じない、どこに何があるのかも解らない。でもなんだか興味津々。

さて、その興味津々の証拠に今日の幼稚園は、お友達の大きな「奇声」に包まれていました。このお友達の奇声をタカシ先生が分析すると、子どもの心の安定に繋がっています。自分の欲求を上手く表現したり抑えたリすることがままならない幼児は、自分を開放するときに「んぎゃー!!!」とが「んごーーーー!!」とか
「うきゃーーー!!」とか、言葉にならない奇声を発しながら走ります。お家でこんな声を出したらお母様方に「シッ!静かにしなさいっ!大きな声を出したらダメでしょ!!」なんて言われること間違いなし。

でも、幼稚園の自由時間は、わめきながら走ろうが、唸りながらしゃがもうが、ブツブツ言いながら匍匐前進をしようが、叱られることはありません。思い切り自分を出して好きなことができるのです。そんな奇声に近い大きな声を出して遊ぶお友達。そんなお友達を目の当たりにして「うんうんよいよい」と腕組みをし、タカシ先生はでっかい目を細めて見ておるのです。そして、「この災害で今まで思い切り外で遊ぶことが出来なかったんだろうなぁ・・・。その分幼稚園で遊んで行きなさい。」と心から思うのでありました。

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青空の下で滑り台