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豆まき

今日は、幼稚園のお庭で豆まきが行われました。立春は今度の金曜日だけれど、ちょっと早い豆まきです。よくTVなんかで、「幼稚園の先生が鬼に扮し子ども達が楽しそうに豆をまきました。」なんておきまりなニュースが流れていますが、お友達の中には先生のあまりのリアルな鬼模様に泣き出す子どももいたりして、「そこまでしますか・・・」と、目が点になることがあります。か弱い優しい女の先生が鬼になるなんて、子ども、特に年少さんにとってはショッキングでしょうなぁ・・・。着ぐるみ着せられた先生も子どももお気の毒・・・。と思ってしまいます。

かくいう中村幼稚園では、いつも鬼のタカシ先生が今日だけ福の神なのです。んじゃぁ鬼は誰かって?そりゃぁ、お友達に決まっておるでしょう。お友達の心の中にいる、泣き虫鬼や、意地悪鬼、好き嫌い鬼や、インフルエンザ鬼など、数々の心の鬼を、先生に豆をぶつけてもらって追い払うのです。そして頭にかぶるは自作の鬼の面。これもまたカラフルでオリジナリティあふれる鬼さんばかり。赤鬼青鬼はもちろん、虹色鬼や、人間の顔のような肌色鬼などなど、思い思いに作成した鬼のお面をかぶっての豆まきです。

大声で逃げる子ども鬼に、豆をまく先生方。元来豆まきとは、一家の主であるお父さん、もしくは年男年女である場合であるので、やはり子どもがまくよりは、大人が豆をまいて子どもが拾うといったほうが正しいのではないでしょうか?ご家庭でも節分には家族そろって、声高らかに「おには〜そと!!」って豆まきをしてはいかがでしょう。もちろん豆をまくのは主の仕事ですよ。子どものご機嫌をとってお父さんが鬼なんてだめだめ!!(^^)

さて節分が終われば春になります。春になれば、進学進級。ん〜春が来るのはとてもうれしいけど、ちょっと淋しくもありますね。