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お弁当

解る人には解る今日の数字
参加表明50名
おっと?!気持のいい数字になったぞ!

中村幼稚園は時代に逆行して(?)それとも時代の先端を行って(?)毎日お弁当です。園見学に来られた方に「毎日お弁当なんですよ」ってご案内すると正直「しぶる」方と「その方がいい」っていう方と2分します。そりゃぁ毎日の事ですもの、お弁当に「負担」と「不安」を覚えるのはゴクゴク普通の事でしょう。それでも、卒園するころにはお母さんがお母さんとしての自信を付けて卒園されているようです。その辺は、アンケートの結果にも如実にあらわれているところですね。

さて、なぜそんな話しをしているのかというと、今日は超久しぶりにタカシ先生組のお友達が事務所におったのです。ついこの間入園した満3歳児の男の子。入園して2週間。そろそろ「訳」が解ってきて、今日は初めて「いぎだぐなーい(泣)」って泣いて登園してきたのです。「ママーママー」って叫ぶその気持ち、わかるなぁ。そんな年少少さん、一時は担任と自分のお部屋に行ったのですが、やっぱり今日はご機嫌斜め。そんなもんで、午前中お庭で沢山遊んだ後はタカシ先生の居る事務所に1日いたのです。そこで何遊びをしていたと思いますか?

「ねーねー、ホーチョー!包丁どこ?!」なんつってお料理を始めようとしているのです。「包丁?その辺にあるよ、探してご覧」なんて言うと、おもちゃ箱をひっくり返して「あったあった・・・」なんてご満悦。そして3歳児得意の1人おままごとが始まったかと思えば、出来あがったものは「お弁当」です。おもちゃのお弁当箱に、おもちゃのチキン、おもちゃの魚、おもちゃのミカン等々。それらをお弁当箱にいっぱい詰めて「お母さんが作ってくれたお弁当」なんつって「もぐもぐ」しているではありませんか。その表情たるや、さっきまで泣いてたのが嘘のようです。

「ムフムフ♪」なんて自分が作ったお母さんのお弁当を覗き込んで次に発した言葉が「お腹空いた・・・」。ぼそっとつぶやいたそんな言葉を聞き逃さないK子先生は「お弁当食べたらお母さんに会えるねぇ〜」って。すると、未だお昼前だというのに、今度は「お弁当、お弁当」の連発なのでありました。

やっぱり、お弁当のフタの中には大好きなお母さんがいるようですね(・∀・)