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跳び箱

今度行われる体育フェスティバルの種目に「年長男児チャレンジ跳び箱」というものがあります。3段から最高6段まで、1段ずつクリアーしていくこの種目に、年長男児は目を輝かせています。1段跳べる毎に「合格!」とか「オッケー!」とか。跳び箱でサポートしてくれる先生に声を掛けられると「やった!」と自然とガッツポーズがでるんです。

と、ここまで書くと、みんなやる気になっているような感じでしょう?でもね、やっぱり「苦手」というお友達もおります。クリアーできなくって肩を落として戻るお友達がいるお友達の背中を、タカシ先生はしっかり見ています。なぜならタカシ先生「も」跳び箱は苦手中の苦手だったからです。跳び箱が縦なら何とか勢いで跳べたのですが、横となるとなんちゅうか開脚率が上がるというか・・・。足を「ぱっ!」と開けないのであります。そんな苦手意識が未だにあるので、跳べるお友達よりも跳べないお友達の気持ちが、イタイほどよく分かるのです。

と言う風な事情を持っているタカシ先生に、年長の先生から声がかかりました。「跳び箱のサポートおねがいしまーっす!」って。ヨシヨシと、苦手な跳び箱をしに行ってみると・・・。年長男児の眼から炎が出ています。跳べるお友達も跳べないお友達もみんなです。そして、合図と共にチャレンジ!跳べるお友達は難なくクリアーですが、昔のタカシ先生のようになかなか跳べないお友達も。跳べないお友達は、一様にみんな足を「ぱっ!」と開くことが出来ません。タカシ先生はそんなお友達の気持が、200%解るので失敗したお友達の背後に周り両方の脇の下に手を入れ「せーっの!!」って持ち上げ、「ここでパッと足を大きく開くんだぞ!」「せーっの!!ッパ」「せーっの!!ッパ」「せーっの!!ッパ」って、ジャンプしてからの足を開く動作を練習させるのでした。

チャレンジ跳び箱。6段まで跳べても跳べなくても、特に跳べないお友達は、タカシ先生と一緒に練習しています。跳べなくても意欲的に練習するその姿があった事を、体育フェスティバル当日みてあげてくださいね。

跳び箱が苦手なタカシ先生からのお願いです(*^_^*)

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小学3年生のタカシ先生。3年生でも6段とべません(´・ω・`)ガチョーン
っちゅうか、こんな決定的瞬間を写真に残した父・・・。爆笑している姿が目に浮かびます。